人へラポール

1970年以来の20年間で、世界はアメリカ合衆国のミシシッピ川以東の全国土に匹敵する2億ヘクタールに近い森林を失い、同時に、数千もの動植物が絶滅しました。
『産業革命』という輝かしい幕あけから、産業社会は、ダイナミックな成長を続け、いまや成熟の時を迎えています。人類は、その発展を誇り、物質的な繁栄を享受し続けたといえます。しかし、新しい世紀を迎えて、人類は、また、なくした物の大きさに気づき始めました。人類の生存基盤さえも揺るがす環境破壊、そして、人間性の喪失。もはや、このような現実から目をそむけていられない時代になっているのです。経済社会では、従来の、企業の成長が繁栄をもたらすといった論理にとどまらず、企業の社会責任、社会的役割が求められてきています。
こうした時代の流れの中で、加藤産業株式会社は、単なるプラント環境整備から、人間本位の環境整備を重視。次の世代の豊かな未来を創ろうとする企業姿勢は、地道ながらも、地球規模の採光を放ち、時代を優しく導いていきます。